事案の紹介
依頼者は、背後から元交際相手の背中を刃物で刺し、右胸部を突き刺し、全治1か月の外傷性右肺損傷等の傷害を負わせたとして、殺人未遂により起訴されました。
弁護活動
弁護人は、国選弁護人として受任しました。
捜査段階で捜査機関の依頼により鑑定が行われました。
起訴後、鑑定受託者と面談した結果、本鑑定(50条鑑定)を請求せず鑑定受託者のみ尋問することとした上で、事件当時の特性や症状が事件に影響を与えた旨を主張しました。
判決は、境界性パーソナリティ障害の特性事件に与えた影響を具体的に認定した上で、量刑面で考慮し、懲役6年(検察官の求刑は懲役9年)となりました。