弁護事件例

2016.05.16 【身体拘束からの解放】保釈

アパートの1室が燻焼し,被害額1000万円程度の事件で執行猶予が付された事件

執行猶予
裁判員
保釈

事案の紹介

被告人は,超過勤務が続き,ストレスをため,自殺を考えました。そして,自室に火をつけたものの,部屋中が煙につつまれた状況となった後,死ぬのが怖くなって部屋から出て,119番しました。幸い,部屋のゴミ箱等が燃焼したにとどまり,部屋自体は高熱と煙で前面的なダメージを受けましたが,燃え広がりはしませんでした。

弁護活動

被害額は1000万円を越え,アパートの大家さんに多大な迷惑をかけています。
しかし,資力の無い被告人には,弁償もできませんでした。
そこで,弁護活動では,被告人のまじめさを理解してもらうこととして,仕事を熱心にしたり,保釈された後に,弁償のために頑張って仕事をしている点を立証することになりました。職場の上司や両親に証言をしてもらい,裁判員にも,被告人のまじめさは伝わったかと思います。
その結果が執行猶予判決になったものと考えられます。
また,保釈が認められ,保釈後にきちんと仕事をしている点も立証できたので,やはり保釈を得ることが大事だと思います。