弁護事件例

2021.03.19 【殺人】殺人

「殺人罪で逮捕・勾留されたが、法定刑の軽い自殺幇助罪での起訴となり、保釈が認められ、執行猶予付の判決が言い渡された事案」

執行猶予
保釈

事案の紹介

依頼者(男性)が、数十年連れ添った妻の首を絞めて殺害したとの嫌疑で逮捕・勾留された事件。捜査の結果,妻は依頼者が手をかける前に,自らの意思で自殺に着手していたことが判明し,依頼者は、自殺幇助罪での起訴となりました。

弁護活動

弁護人は、依頼者やその家族と共に,今後の依頼者の生活環境の調整を行った上で、保釈請求を行い、これが認められました。
 弁護人は、検察官から多数の証拠開示を受けることで、依頼者にとって有利な事情を客観的に立証する準備を行うことができました。
 その結果,判決では,執行猶予を付することが相当であると判断されました。