弁護事件例

2016.06.28 【暴行・傷害】公務執行妨害

無実の公務執行妨害で逮捕され,不起訴処分となった弁護活動事例

不起訴
捜査弁護
否認
釈放

事案の紹介

白バイ隊員の警察官に対して,暴行,脅迫を行ったとして,公務執行妨害の罪で逮捕された事案
警察官に対して,暴行,脅迫は行っておらず,無実で不起訴処分となるよう弁護活動を行った。

弁護活動

ご本人は当時体調不良で,過って警察官の白バイを倒すなどしてしてしまい,トラブルになってしまいました。
意図しない出来事であったのに対して,暴行,脅迫を行ったとして,公務執行妨害で逮捕されてしまった事案でした。

捜査を担当した警察,検察は,警察官の被害申告をもとに,ご本人が警察官に対して暴行,脅迫を行ったと疑い,取調べで追及しました。
こうした取調べに屈して記憶や認識と異なる供述をし,供述調書が作成されないよう,連日,ご本人に警察署で面会し,助言をしました。

約20日間の身体拘束を受けましたが,不起訴処分となって釈放され,無実の公務執行妨害罪で裁判を受けることはなくなりました。