弁護事件例

2026.09.14 【薬物事件】覚せい剤密輸

覚醒剤密輸事件で起訴され、懲役7年、罰金300万円となった事案

減刑
裁判員
否認

事案の紹介

海外からスーツケースに隠匿した覚醒剤(約2キロ)を密輸し、覚醒剤取締法違反及び関税法違反で起訴された事案。

弁護活動

依頼者は、フィンランド在住で、日本まで荷物を運ぶ仕事に応募して、来日しました。

依頼者は、仕事を紹介してくれた者の指示で、フィンランドからアブダビ(アラブ首長国連邦)に渡航し、そこで、日本まで運ぶ荷物を渡されました。その荷物には、覚醒剤が約2キロ隠匿されていました。

依頼者は、荷物の中身は企業秘密を含む書類だと聞いており、故意がなく無罪だと主張し、仕事を紹介しれくれた者とのSNSのやりとり等を証拠請求しました。

検察官は、フィンランド渡航前に密輸組織関係者と共謀した主張しましたが、その主張は排斥され、裁判では、アブダビで荷物を受け取った際に違法薬物が隠匿されているかもしれないと認識するにいたったという認定がされました。

判決は、懲役7年、罰金300万円となりました(検察官の求刑は、懲役11年、罰金500万円)。