事案の紹介
殺人の前科がある依頼人が拳銃で被害者の腹部を撃ち、重傷を負わせたという殺人未遂の事案
弁護活動
私選の弁護人として担当しました。
依頼人には殺人の前科もあったことから、相当重い求刑が予想されました。
他方で、依頼人としては襲われそうになり威嚇のために撃ったが当たってしまった、あてるつもりはなかった(殺すつもりはなかった)と主張されていました。
そこで、殺意を争うことにしました。
その場には被害者側の方が複数人いました。
事件の際の状況は、
殺人未遂罪は裁判員裁判の対象事件です。
被害者やその場にいた方も含め多数の方に反対尋問をすることになりました。
求刑は20年でしたが、被害者側にも問題があったことなどが認められ、懲役12年となりました。
弊所の弁護士は日々、反対尋問の技術を磨くために研鑽を積んでいます。