弁護事件例

2023.05.08 【詐欺・脅迫】組織的詐欺

組織的詐欺で懲役8年となった事例

示談

事案の紹介

被告人が共犯者らと共謀の上,いわゆる特殊詐欺を組織的に行い,被害者9名総額約9500万円の被害金をだまし取った事案。

弁護活動

 本件はあらかじめ入手した名簿から高齢者等に電話をかけ,複数の被害者から多額の金銭をだまし取ることを常習的に行っていた事件であった。
 被告人は実行者そのものではないが,統括管理役として,主犯的位置づけとされたが,多額の被害弁償をし7名とは示談が成立した。
 結果,懲役8年(求刑15年)の判決となった。