弁護事件例

2016.06.17 【強盗・恐喝】強盗致傷

深夜の路上で起きた強盗致傷事件で、懲役6年の求刑に対し、懲役3年の判決を獲得した事例

減刑
裁判員
示談

事案の紹介

 依頼人は、深夜の路上で、通行人の背後から木の棒で殴りつけてバッグを奪い、通行人にけがをさせた強盗致傷の疑いで逮捕、起訴されました。依頼人はベトナムから来た留学生でした。依頼人は、事件を起こしたのは間違いないと話していました。

弁護活動

 逮捕され勾留された後、国選弁護人として受任しました。
 依頼人が事件を起こしたことは間違いがなく、事件は起訴され、裁判員裁判となりました。
 事実関係については、検察官と弁護人との間でほぼ争いはありませんでした。
 問題は、被害者に対して、損害賠償をどのように行うかという点でした。依頼人は、お金に困って事件を起こしたので、依頼人本人が損害賠償金を用意することは難しい状況でした。
 そこで、ベトナムに住む依頼人のご家族と通訳を介して連絡を取り合い、損害賠償の準備をしてもらいました。日本とベトナムでは数倍物価が異なり、日本で十分な損害賠償をベトナムで準備するのは困難でしたが、なんとか準備が整い、被害者との間では示談が成立しました。また、お父さんには公判当日に来日してもらい、法廷で証言をしていただきました。
 検察官は懲役9年を求刑しましたが、判決はその半分の懲役3年の判決となりました。